めまいのリハビリテーションをイラストで紹介(眼球・頭部の運動を中心に)

めまいのリハビリテーションをイラストで紹介(眼球・頭部の運動を中心に)

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めまいとは

今回は「めまい」についてです。

一概にめまいと言っても、様々です。 

内耳・前庭神経を障害される「抹消性」と、その上の中枢神経が障害される「中枢性」に分けられます。

それぞれの特徴を簡単に述べると、抹消性では耳鳴りや難聴を伴う回転性のめまいで、中枢性では構音障害などの神経症状を伴う浮動性めまいです。

 

僕の場合、2015年に突発性難聴に罹患しました。

回転性のめまいがぐらんぐらん…と、出現。

吐き続いて、このままどうかなってしまうのではと思うくらいでした。(詳しくこちら)

 

僕もその回復過程で、医師から言われた体操をやってみました。

めまいは徐々に良くなりましたが、それが自然治癒なのか、薬物の効果なのか、リハビリの効果なのかは僕には分かりません。

当時は自分にできることは全部したいと思っていましたから、がむしゃらに毎日やっていましたね。

今回の記事は、そのときに行ったものを中心に紹介しています。

 

では。

 

めまいのリハビリテーション(一例)

・頭を動かさずに、左右の2点を交互に注視

 

頭を動かさずに、上下の2点を交互に注視

  

1点(親指)を固視しながら、左右へ頭部の運動

    

1点(親指)を固視しながら、上下へ頭部の運動

  

頭を動かさずに、上下、左右に動く指標を眼で追う

  

 

このように眼球運動や頭部運動を行えたら、眼と頭の協同運動を行います。

 

そして、立位や歩行での制御トレーニングにつなげていきます。

具体的には、

・立位(ワイドベース、ロンベルグ、マン、片脚立位を開眼、閉眼で行なう)

・足踏み(開眼、閉眼)

・ピボットターン

・その場で360度回転

・円周歩行

と言うような、難易度の順番で進んでいきます。

またの機会にもう少し詳しく説明したと思います。

 

難易度が高くなると、転倒の危険も伴います。

最初はゆっくりと、慣れてきたら速く行なうようにします。

ふらつくようであれば、1段階前のプログラムに戻すか、椅子や手すりなど安定性を確保できる状態で行ってください。

 

ありがとうございました。

 

 

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