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急性心不全で入院した患者は、血行状態の安定を目指して治療が実施されます。
安静にすることも大事ですが、これが長期間に及ぶと、筋力低下や運動耐用能低下などの廃用症候群をきたすことになります。
そうならないために、ベッド上安静の時期から状態に合わせて、段階的に運動強度上げてリハビリを行う必要があります。
例えば、こんな感じです。
ステージ0: ヘッドアップ、手足の自動運動
ステージ1: 端座位
ステージ2: 立位、足踏み
ステージ3: 室内歩行
ステージ4−1:病棟内歩行(100m)
ステージ4−2:病棟内歩行(200m〜500m)
ステージ5: 階段昇降
もちろん、みんながこのような順番で進められるわけではありません。
心疾患のある患者さんはご高齢でもある場合が多いので、その方の身体能力に合わせて、個別のプログラムが必要な場合もあるでしょう。
今回は、そのような場面で使えるイラストのご紹介です。
中には一度ご紹介したものも含まれるかもしれませんが、ご了承くださいませ。
離床のイラスト
ヘッドアップ
端座位
立ち上がり〜立位保持
足踏み
歩行
階段昇降
心不全でなくとも、離床のプロセスは一緒です。
他に応用も可能です。
是非、使ってみてください。
ちなみに、クマの離床イラストはこちら(→こちら)
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