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ある日、同僚のOTさんから、イラストの依頼を受けました。
『表情カードのイラストを描いてくれない?』
その時は表情カードのことをあまりよくわかってなかったのですが、話を聞いていると発達障害を持っているお子さんのリハビリで使うものらしいです。
自分の気持ちや感情をうまく伝えるために使用したりする場合もあれば、表情を真似る練習をするときに使ったりするらしいですね。
市販のものはかなり複雑なものもあり、それはそれで複雑な感情を表すには有効ですが、重度のお子さんには使い勝手が悪く、より単純でとっつきやすいものが欲しいとの要望でした。
笑う、泣く、怒るなどのシンプルなもので、人間だけでなく動物もあればいいなあとのことでしたので、早速描いてみました。
ちょっと数が多くなったので、2回に分けてご紹介したいと思います。
今回は前半戦です。
1 男の子
・平静
・喜び(楽しみ)
・悲しみ
・怒り
2 ライオン
・平静
・喜び(楽しみ)
・悲しみ
・怒り
3 ネコ
・平静
・喜び(楽しみ)
・悲しみ
・怒り
描いていて、いわゆる漫画の文法(例えば泣くときに方に滝のように涙が流れるとか、怒る時に目が三日月になるとか)を使うことは果たして正しいのかについては、疑問が湧いてきて悶々としました。
↑これなんかは、本当にデフォルメされたもので、文化的背景がないと理解が難しいかもしれません。
同僚は優しいので、書き直しを求めてきませんでしたが、自分の中では後悔しているところです。
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