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口の中に菌が多数いるという話はよく知られています。
その多さから、「口は汚い。うんこ食べているようなもんだ」と豪語する人さえいます。
というわけで、描いてみました、こんなのを。
確かに口の中にはたくさんの菌が生息しているみたいです。
医療法人社団LYCららぽーと横浜クリニックのホームページにこんな情報が載っていました。
よく磨く人の口腔内の菌の数…1000〜2000億個、
ほとんど磨かない人の菌の数…約1兆個
一方、大便1グラムに含まれる菌の数…100万個
こう見ると、圧倒的に口腔内の方が細菌が多いということみたいです。
完全に誤嚥していない患者でも、口腔内の細菌が唾液と一緒に肺に流れ込んで肺炎になるということが普通にありますよね。
で、口と肛門、どちらが汚いかという疑問ですが、
一概には言えません。
口腔内の方が細菌数が多いけれども、存在する菌の種類は異なるので、口と肛門のどちらが汚いかという比較はできないというのが現状らしいですね。
医療職としては、予防できる肺炎は予防したいので、歯磨きを促したいところです。
その教育・啓蒙のために、このイラストを活用していただけると幸いです。
インパクトだけはありますね。
お食事中の方、たいへん失礼しました。
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