ボールを使用した体幹回旋・伸展運動

ボールを使用した体幹回旋・伸展運動

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以前に、バランスボールを使用した体幹回旋運動(座位)をご紹介しました。(→こちら

今回は立位で行う、体幹回旋・伸展運動をご紹介します。

 

この運動はパーキンソン病の方にオススメです。

というのも、体幹の回旋・伸展はパーキンソン病で障害されやすいからです。

パーキンソン病の方は全身的に屈筋が優位にはたらくため、体幹が前傾したり(腰曲がり)

体幹も片側に側屈してしまったり、回旋にも左右差が生じやすくなります。

そのことを予防する意味でも、骨盤の回旋、そこから肩甲骨につながる体幹の回旋を意識してやってみてください。

 

また、パーキンソン病の方は、動きが小さくなりがちな傾向があります。

意識的に動きを大きくして、ダイナミックな運動を心掛けてください。

では、やってみましょう。

 

運動の方法

立位となり、斜め下に置いたボールをつかみます。(このイラストでは右下)

 

そのまま斜め上に向かってボールを持ち上げます。(このイラストでは左上方向に)

 

体幹は回旋・伸展運動を行うことになります。

 

 

今度は逆に斜め下にボールを戻します。(イラストでは左下)

逆方向も同じように行います。

 

体幹は右回旋、伸展されます。

 

この運動を左右繰り返します。

左右の動きやすさを感じ取りながら、行ってください。

 

運動の注意点

立位で行うと転倒のリスクがありますので、バランスに問題がある方は座位で行ってみてください。

特にパーキンソン病の方は、後方のバランス制御が難しくなります。気をつけて行いましょう。

 

ありがとうございました。

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