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人の頭は5キロと、かなりの重さを持っています。
その重い頭を支えるために、頭の後ろの筋肉で引っ張るという構造をとっています。
使われる筋肉は、主に頭板状筋、頭半棘筋、僧帽筋などです。
これが、老化やさまざまな病気により筋力が低下し、頭を支えることができなくなるのです。
首が下がって見えることから、こうした状態を「首下がり症候群」と名付けられています。
いわゆる病名ではないんですね。
首下り症候群には、まずはその背景にある疾患のコントロールが必要です。
その上で、リハビリを行うと良いでしょう。
以下に簡単に行える筋力訓練を紹介しておきますね。
首の上の筋肉を鍛える方法
仰向けになります。枕は使いません。
顎を上に突き上げ、頭頂部を床に押し付けるようにして3秒間保持します。
力を入れるときは息を吐きながら、戻すときは息を吸います。10回位を目安に2〜3セット。
首の下側を鍛える方法
仰向けになります。
顎を引きながら、後頭部をそのまま下に押し付けます。
これも3秒間。
力を入れるときは息を吐いて、力を抜くときは息を吸います。
是非、やってみましょう。
ありがとうございました。
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