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前腕回内・回外運動とは
前腕回内とは、前腕を捻って手の平を下に向ける運動のことです。
回内には、掌側にある円回内筋や方形回内筋という筋肉が働きます。
これに対して前腕回外とは、前腕を捻って手の平を上に向ける運動を言います。
回外には、前腕の手の甲側にある回外筋という筋肉や、肘を曲げる筋肉でもある上腕二頭筋が働きます。
前腕の回内・回外運動を含んだ動作は、日常生活で多くみられます。
例えばスプーンで食事を口元まで運ぶことや、顔を洗う動作、服を着たり、お尻を拭いたりする動作など、例を挙げればキリがありません。
重要な運動ですので、是非確保しておきたいものですね。
運動の方法
椅子に座り、テーブルの上に前腕をのせます。
前腕は中間位、手には棒や筒状のものを握ります。（なくても可ですが、あると動きが分かりやすいです）
棒を内側に倒すように、前腕を回内方向に動かします。
棒を外側に倒すようにして、前腕を回外方向に動かします。
それを繰り返します。
運動のポイント
もし負荷をかけたいのであれば、反対の手で抵抗運動を加えたりしてみましょう。
逆にストレッチをしたいのであれば、反対の手で介助してあげましょう。(介助した逆側が伸ばされます。)
ありがとうございました。
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