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上肢~肩甲骨を動かす運動です。
壁に沿って運動をするという意味で、
文字通り「ウォール・スライド」と言われることもあります。
上肢を内転させることで、肩甲骨の内転・下方回旋・下制が起こります。
ゴムなどを使用して(上から引っ張るように)運動すれば、より強い筋力強化になりますが、
負荷をかけなくても、最終域までしっかり動かせば、それなり筋力を強化することになります。
是非、取り入れてやってみましょう。
運動の方法
壁に沿って立位となります。
このとき壁にもたれかからないようにしてください。
もたれかかってしまうと、かえって肩甲骨の動きを阻害してしまいます。
手のひらを正面に向け、両手をしっかり挙上します。
その位置から、壁に沿って肘を引き下げます。
肩甲骨が内側・下制の方向にしっかり動いていることを確認しましょう。
その後、再度両手を挙上します。
運動の注意点
肩甲骨の挙上を伴わないようにします。
上肢より、肩甲骨の動きを意識して行いましょう。
肩甲骨の間に鉛筆でも挟むようなイメージを持つとわかりやすいでしょうか。
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