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昔も今も、犬が大好きです。
実際犬を飼ったこともないので、
もしかしたら現実感が伴わないで言っているところもあるのかもしれませんが、
犬を見ると心が踊ります。
例えば柴犬を散歩に連れて歩いている人を見かけると、意味もなく後ろに陣取り、
しばらく一緒に歩いてみたりします(ちょっと危ないですね)。
後ろ姿、特にお尻と尻尾が小まめに動く様子にもキュンとしてしまいます。
(これは更に危ないでしょうか)
犬が全力で走ってくる映像などをみると、胸が熱くなりますし、
そういった画像をユーチューブで見ていると、
あっという間に時間が経ってしまいます。
で、ここからが本題なのですが、
あるラジオ番組で、
人は歳を重ねると、「動物」から「植物」へ興味が拡大し、
最終的には「鉱物」にたどり着く
と言っていました。
最初は、動く愛くるしいものに惹かれ、その後は静物に。
動物ほど相手から愛情表現を注がれることがないけれど、
しっかりと生命力を感じさせてくれる植物に共感するようになるらしいです。
そして人間が成熟してくると、
全く動きのない、変化のないものの佇まいの良さがわかるというのです。
確かに僕の場合を考えると、
動物への興味が薄らいだわけではないけれど、
最近やたらと「植物」が気になっています。
道端の雑草にも目がいくようになり、
かわいいなあ…と思わず立ち止まることもあります。
木の下から樹木を見上げるのがとにかく好きで、
公園に出かけては、木の下に寝そべり木漏れ日を眺めて過ごしたりもします。
興味は職場でも尽きることはなく、
職場に置いてある植木の樹木を下から覗いて楽しんだりもします。
(人がいないところでやるようにはしていますが、
この間職場のスタッフにみつかり、気味悪がられました)。
そして、50歳を過ぎてしまったわけですが、
最近「石」に目がいくようになっています。
父親が鉱山に勤めていた関係で、石に対しての興味は人一倍あったとは思いますが、
そうした珍しい鉱石ではなく、川辺に佇むなんでもない石に目が向くのです。
川の水に削られたまあるい石のかたちに、
なんとも言えない愛情を感じてしまうのです。
このことを同年代の友達に話しても、「変わってるね」と言われただけなので、
みんながみんな同じ道を辿るのではないかとも考えますが、どーなんでしょうか。
ただ僕が少しだけ大人びているとか、最先端を行っているのかもしれないとも考えますが。
とにかく、みんなが石を愛でる社会、僕はそんなに悪くないと思うのですがね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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