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パーキンソン病の姿勢反射障害(足関節戦略の障害)
前回、パーキンソン病の姿勢反射障害について、簡単に説明し、
その中でも立ち直りの運動練習についてご紹介しました(→こちら)。
第2弾の今回は、足関節背屈運動についてご紹介します。
人間には姿勢反射という能力が本来あり、
例えば後方にバランスを崩しそうになった時、
つま先を持ち上げる(自然に持ち上がる)ことで、バランスを取ろうとします。
意識的に鍛えることが、そのままそのような反射の出現に繋がらないのは歯がゆいところですが、
繰り返すことで、改善できる部分もあります。
そのことを練習して、少しでも転倒を予防していきたいものです。
運動の方法
壁から少し離れた位置に立ちます。
両足の先を持ち上げ(背屈)、いわゆる踵たちをします。
可能であれば、その状態で数秒保持してみましょう。
身体を「くの字」にするように意識すれば、やりやすいかもしれません。
後方にバランスを崩しても壁に接触できる距離で、安全に行いましょう。
ありがとうございました。
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