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自転車が壊れました
東京にいた頃は、車の必要性も感じなかったので、
移動手段は電車と自転車。
田舎に転勤してからも、
街の規模もそれほど大きくなかったこともあって、
僕の足はもっぱら自転車でした。
先日、その自転車が壊れてしまいました。
タイヤはツルツルで溝がなくなり、スポークも錆びついていたので、
修理というより、買い換えどきなのかもしれません。
高い買い物なので、お財布と相談ですが、しばらくの間は移動手段は徒歩になりました。
徒歩になって気づいたこと
そんなわけで、しばらく徒歩で移動することになったのですが、
移動が徒歩になると、活動範囲がかなり狭くなりました。
いつも通う定食屋に行くのに30分以上かかり、一苦労です。
出かけるのに腰が重くなりました。
反面、ちょっとした良いこと、発見もありました。
自転車のスピードでも、道端のさまざまな変化を感じてはいましたが、
徒歩のスピードでしかわからないことがたくさんあるんだなあ~と、
意識を新たにしました。
例えば、道端に咲いてたタンポポ。
自転車に乗っていたら気がつかなかったかもしれません。
大通り沿いの家の窓から顔を覗かせてるおばあさん。
いつもは今日もいるなぁと通り過ぎるところ、
徒歩のスピードでは思わず眼が合ってしまい、
会釈をすると笑顔で返してくれました。
これも徒歩だからこそ起き得たことです。
川を泳いでいる魚の鱗の色、鴨羽の色、
改めて見ると実にキレイです。
街路樹のユスラウメの実を見つけたのも、
徒歩だからこそです。
今までは赤い雑草としか認識していなかった雑草が、
踊子草という実に優雅な名前を持った植物だということも知りました。
このように、徒歩での移動は、様々な気づきを僕に与えてくれました。
今後はどうする?
じゃあ、しばらくこのままでいるかというと、
それはわかりません。
確かに徒歩は楽しいし、
ラジオを聴きながら歩くのは有益だし、
身体にも良さそうです。
ですが時間は有限。
やっぱり利便性に代え難いこともありますからね。
何か進展があったら、また書きたいと思います。
案外、オフロードバイクを買って颯爽と走っているかもしれません(笑)。
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