QFT陽性=結核?健康診断の結果は・・・

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職場の健康診断の結果が返ってきました。

心配だった中性脂肪などは、まあまあの値だったのですが、

その中でQFT(クォンティフェロン)陽性となっていました。

QFTとは結核菌の感染の検査方法であるインターフェロンγ遊離試験の一つです。

 

QFT(クオンティーフェロン)陽性イコール結核って

思ってる方もいらっしゃるとは思いますが、

実際は違います。

結核に関係していたことは間違いないですが、

必ずしも現在感染していることを示すものではなく

過去に感染していた場合にも陽性となります。

 

僕は結核病院の仕事の経験も多く、

前の前の職場でも10年近く結核患者さんと関わりを持っていました。

今の病院でも結核の患者さんと毎日リハビリをしています。

そういう意味で、感染する機会も十分にあります。

 

一応院内の規定に則り、

呼吸器内科の診察を受けました。

レントゲンでは胸膜がやや厚くなっているところがあり、

現在又は過去に結核に感染した疑い濃厚でした。

CT画像はキレイなものだったので、発症はしてなさそうです。

急激に痩せていないこと、発熱など見られていないことなど、総合的に判断して、

現状では発症していないということでした。

現状で治療の必要は全くないことがわかって、ホッと一安心です。

予防内服を覚悟してましたからね。

 

QFTが陽性だったのは、

過去に何かしら感染した可能性が高いとのことでした。

僕が思うに、20代の頃にインドで働いた時に感染したんじゃないかと思います。

また機会があれば書きたいと思いますが、

僕は今から25年ほど前にインドのカルカッタ(現コルカタ)の施設で働いていました。

そこには結核の患者さんがたくさんいたのですが、

僕を含め世界から集まったボランティアは感染対策などするわけでもなく

完全無防備な状態でした。

マスクもしないで患者さんの痰壷を洗ったりしてましたから、

今思えばとんでもないことです。

知識がないってことは怖いもんです。

あの頃の時代に戻って、マスクを手渡したいくらいですね。

 

まあ、そんなことはさておき、

とりあえず通常通りの仕事ができます。

ただ、結核菌は僕の体のどこかに潜んでいるってことですから、

将来高齢者になって体力が弱った時に、

もそもそと結核菌が暴れることもあるかもしれません。

実際僕が担当している患者さんの多くはそういう人ですからね。

僕を診てくれた担当内科医からは

「体力が落ちないように元気に歳をとって、体が弱らないうちにポックリ死になさい」

と言われました。

 

それがいいのかもしれません(笑)。

 

個人的内容を読んでいただき、ありがとうございました。

 

追記:

その後、2022年に脳炎となり、ステロイドを大量に投与されることになりました。

その際、免疫力が低下して、結核菌が暴れ出す可能性があるとのことで、結核予防薬を6ヶ月間内服しました。

国の政策ですから、定期的に保健所の職員の面接を受けて、体調のチェックを受けました。

費用は無料でしたが、今後も定期的な内科の受診が必要になります。

以上、近況まで。(2024年8月)

 

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