〈スポンサーリンク〉
今回は体幹伸展運動です。
簡単に言えば、「背中反らし」です。
1人でできる自動介助運動で、背筋の強化にもなりますし、
腹部のストレッチにもなります。
椎間関節の可動域改善効果も得られるため、腰痛体操としても選択されることが多い運動です。
また、パーキンソン病のように体幹の伸展が制限される疾患の場合、
積極的に取り入れたい運動ですね。
ではやり方です。
まずうつ伏せになります。
肘をついて上体を少し起こします。
これをパピーポジションと言います。(これはこれで重要な運動なので、別の機会に)
その状態から肘を伸ばして、更に上体を引き起こします。
背筋を意識して背中を反らします。(息を吐きながら行いましょう)
更に余裕のある方は、手を手前に引き寄せて、更に引き上げていきます。
滑らかな湾曲を描ければ、理想です。
人それぞれ、腰椎が硬い人、胸椎が硬い人がいると思います。
ゆっくり伸ばしていくと、骨盤が浮き上がります。
それ以上は行わず、その状態で短時間保持します。
脊椎のどこか硬いのか、硬い部分が分かりますので、
今度は別な方法でその部分を伸ばしましましょう(→これも別な機会にお伝えしますね)
これを行うことで、腰部痛が悪化した場合は直ちに運動を中止してくださいね。
ありがとうございました。
〈スポンサーリンク〉