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転ばぬ先のチェック!理学療法士が教える「転倒予防の簡単チェックリスト」
今回は一般の方向けに書いた記事です。
◼️ 転倒リスクが高まっているサイン
みなさんは最近、こんなことを感じていませんか?
・つまずきやすくなった
・椅子から立つのが大変になった
・夜、トイレに行くときによろける
もし一つでも思い当たるなら、転倒のリスクが高まっているサインかもしれません。
高齢者の転倒は、骨折や入院、寝たきりにつながる大きな問題です。
でも、ちょっとしたチェックと対策でリスクを減らすことができます。
今日は、自宅でできる簡単な「転倒予防チェックポイント」をご紹介します。
ぜひご本人やご家族で試してみてくださいね。

◼️ 身体の状態をチェック!
まずは、ご自分の体の状態から確認してみましょう。
① ふらつきチェック
【両足立ち】両足をそろえて目を開けたまま30秒立てるか確認します。
【片足立ち】左右それぞれの足で10秒以上立っていられるか試してみましょう。
・両足で立っていてもグラグラする
・片足立ちは5秒も持たない
…という場合は、バランス能力が低下しています。

② 歩行チェック
普段の歩き方にもヒントがあります。
・ 歩くときに足が引っかかることが増えた
・ 歩幅が狭く、小股で歩くようになった
・ 曲がり角や方向転換でよろける
・ 歩くスピードが人より遅いと感じる
これらが当てはまるなら、筋力や敏捷性の低下が疑われます。

③ 筋力チェック
椅子を使って、脚の力を確認します。
・椅子から手をつかずに立ち上がれますか?
・5回連続で立ち座りができますか?
立ち座りに時間がかかったり、手の力に頼るようになっていたら要注意です。

◼️ 自宅の環境をチェック!
次は、家の中の「転びやすい場所」を確認してみましょう。
理学療法士の視点からよくあるポイントを挙げます。
① 床や段差
・廊下や部屋の間に段差がある
・カーペットやマットがずれている
・床に物が置きっぱなしになっている
特に夜間や薄暗いときに段差やマットは転倒の原因になります。

② 照明
・夜、廊下やトイレまでが暗い
・スイッチの位置が遠い
夜間用の足元灯やセンサーライトを活用すると安心です。

③ 家具や設備
・手すりがない(玄関、トイレ、浴室)
・ベッドが高すぎる/低すぎる
・椅子の座面が低く、立ち上がりにくい
ちょっとした工夫で転びにくい環境を作れます。
転倒防止グッズも市販されていますので活用しましょう。

◼️ こんなサインがあれば理学療法士に相談を
セルフチェックをしてみて、こんなサインがあればぜひ一度、理学療法士に相談してください。
・よくつまずく、転びそうになる
・歩くのが遅くなった、周りから「足元が危なっかしい」と言われる
・怖くて外出がおっくうになった
私たち理学療法士は、個人の身体状況に合わせて、転倒予防の運動や環境改善のアドバイスをしています。
「転ばないようにするリハビリ」はとても重要で、早めに始めるほど効果的です。

◼️ まとめ
転倒は決して「運が悪かった」ではなく、予防できるものです。
今日のチェックポイントをぜひ活用して、リスクを見つけ、少しずつ対策していきましょう。
・身体のバランスや筋力を確認
・家の中の危険ポイントを見直す
・不安があれば理学療法士に相談する
小さな気づきが、大きな安心につながります。
転ばぬ先の杖ならぬ、転ばぬ先のチェックポイント。ぜひ今日から準備してみてくださいね。

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