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嚥下練習とは
嚥下機能が低下している場合、まずは間接訓練で筋力や感覚を改善します。
誤嚥リスクが低い場合は、実際に食べ物を使って直接訓練を行います。
その場合、
• 食事形態の調整:とろみをつける、ゼリーやプリンなどまとまりやすい食品を選びます。
• 少量から開始:スプーン1杯程度からスタートします。
嚥下食を用いる場合は、平たいスプーンを選択した方が良いでしょう。
送り込みが難しい場合は、舌の奥に置くようにします。
嚥下練習のイラスト
嚥下訓練の一場面をイラストに描いてみました。
基本姿勢は座位では頭をやや前屈位に、 リクライニング時には30〜60度の角度を保ちます。(仰向けはNG)
食事介助の方法としては、食べ物を口の中に押し込まず、舌の上にそっと置いたり、
「ゆっくり噛んで」「ゴックンしてね」など声をかけて、飲み込みを意識させます。
食後には次のことに気をつけましょう。
• 口腔ケア:口の中に食べ物が残っていないか確認し、歯磨きやうがいを実施します。
• 誤嚥予防:食後30分程度は上半身を起こした状態を維持します。
嚥下機能の程度に応じて、無理のない範囲で進めることが重要です。
ありがとうございました。
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