言語聴覚療法のイラスト(摂食・嚥下練習5)

言語聴覚療法のイラスト(摂食・嚥下練習5)

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嚥下練習とは

嚥下機能が低下している場合、まずは間接訓練で筋力や感覚を改善します。

誤嚥リスクが低い場合は、実際に食べ物を使って直接訓練を行います。

その場合、

食事形態の調整とろみをつける、ゼリーやプリンなどまとまりやすい食品を選びます。

少量から開始スプーン1杯程度からスタートします。

嚥下食を用いる場合は、平たいスプーンを選択した方が良いでしょう。

送り込みが難しい場合は、舌の奥に置くようにします。

 

嚥下練習のイラスト

嚥下訓練の一場面をイラストに描いてみました。

 基本姿勢は座位では頭をやや前屈位に、 リクライニング時には30〜60度の角度を保ちます。(仰向けはNG)

食事介助の方法としては、食べ物を口の中に押し込まず、舌の上にそっと置いたり、

「ゆっくり噛んで」「ゴックンしてね」など声をかけて、飲み込みを意識させます。

 

 

 

 

食後には次のことに気をつけましょう。

口腔ケア口の中に食べ物が残っていないか確認し、歯磨きやうがいを実施します。

誤嚥予防食後30分程度は上半身を起こした状態を維持します。

 

嚥下機能の程度に応じて、無理のない範囲で進めることが重要です。

 

ありがとうございました。

 

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