〈スポンサーリンク〉
リハビリ開始時のオリエンテーション
リハビリ開始時のオリエンテーションは、患者さんがリハビリプロセスを正しく理解し、安心して取り組めるようにする重要なステップです。
以下は、一般的に必要とされるポイントです:
1. 自己紹介と信頼関係の構築
• セラピストの名前、資格、経験を簡単に紹介。笑顔も大切!
• 「リハビリは患者さんとの協力が重要です」といった姿勢を伝える。
2. リハビリの目的と目標の説明
• リハビリの全体的な目的(例:痛みの軽減、機能回復、日常生活の改善など)。
• 患者さん個人の目標を設定し、それを共有する。
3. リハビリの流れとスケジュール
• 診療やリハビリの頻度や時間の目安。
• 計画や進行の段階的な内容。これは計画書を作成したり後でもOK。
4. 患者の状態とリハビリ方針の説明
• 現在の身体状態(診断結果や評価内容)。
• リハビリの具体的な方針やアプローチ方法。
5. 患者さんの役割と協力の重要性
• 自宅でのエクササイズや生活習慣の改善の必要性。←これは後で。
• リハビリ中のフィードバック(痛みの程度、違和感など)を共有することの重要性。
6. 安全面の注意点
• エクササイズや活動時の注意点。
• 無理をしないことや異常があった場合の対応。
7. 質問や不安への対応
• 患者さんからの質問や不安を聞く時間を確保。
• 誠実に答えることで信頼感を高める。
8. 記録と連絡体制の説明
• リハビリの進捗を記録する方法。
• 必要な場合の連絡手段や問い合わせ方法。
9. プライバシーの配慮
• 記録や個人情報が適切に管理されていることを説明。
いろいろ書きましたが、最初から全部をやることは不可能です。
最初は信頼関係を構築することを重視。
その後、患者さんの理解度や背景に応じて調整しながら、少しずつ分かりやすく説明します。
オリエンテーション(説明)のイラスト
ベッドサイドでリハビリのオリエンテーションをしている場面を描いてみました。
ありがとうございました。
〈スポンサーリンク〉