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【骨盤の側方移動で楽になる腰痛・脊柱管狭窄症の方へ】症状を和らげる運動
脊柱管狭窄症でも、上体も前屈、後屈しても症状が改善しない場合があります。
その場合、お尻を側方に移動させることで症状が改善する場合があります。「側方改善型」と言います。
椎間板ヘルニアで髄核が左右どちらかにずれていて、片側の神経痕を圧迫しているのです。
その運動としては、お尻を側方に移動させることで、髄核を正常な方向に戻して症状を改善させると良いでしょう。
下図は骨盤を右側に移動させる運動を図式しました。
下図は骨盤を左側に移動させる運動。
側方改善型の方におすすめの運動
お尻を側方移動させることで症状を改善させる運動です。
基本的に痛みが改善する方向のみ行います。
◼️ 右お尻ずらし運動
右側に壁が位置するように立ちます。足は肩幅くらい開きます。
右手は肘を曲げて壁につけます(肘は肩と同じ高さにします)。
左手は肩の高さのまま真っ直ぐに横に伸ばします。
左手が下がらないように真っ直ぐ伸ばしたまま、お尻を右側に突き出します。
そのまま、2〜3秒静止します。そしてゆっくりと元の位置に戻します。
◼️ 左お尻ずらし運動
左側に壁が位置するように立ちます。足は肩幅くらい開きます。
左手は肘を曲げて壁につけます(肘は肩と同じ高さにします)。
右手は肩の高さのまま真っ直ぐに横に伸ばします。
右手が下がらないように真っ直ぐ伸ばしたまま、お尻を左側に突き出します。
そのまま、2〜3秒静止します。そしてゆっくりと元の位置に戻します。
運動の注意点
上記の運動を1日5〜6セット行います。
痛みが生じた時は、無理をせず様子をみましょう。
ありがとうございました。
※この記事は銅治英雄先生の『名医に聞く!脊柱管狭窄症が楽になる100問100答』という書籍を参考にしています。
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