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片脚立位練習は筋力強化や協調性向上に有効
筋力が低下すると、身体を支える力が不足し、立っているだけでもふらつきやすくなります。
特に脳卒中では片麻痺があるため、健側・患側のバランスを取ることが難しくなります。
単に筋力を鍛えるだけでなく、筋の収縮のタイミングや協調性(コーディネーション)を再獲得する必要があります。
下肢の支持性を高める片脚立位練習は、この再学習を促進します。
片脚立位練習のいろいろ
・台を利用した片脚立位練習
前方に踏み台を設置します。
麻痺側(または術側)の下肢でしっかり支持しながら、非麻痺側(または非術側)を台に乗せたり降ろしたりを繰り返します。
乗せた足に体重をかける必要はありません。
目的はあくまで残った方の足の支持性を高めることです。
・ボールを利用した片脚立位練習
転がるボールの特性を利用した片脚立位練習です。
麻痺側(または術側)の下肢で立位を保ちながら、非麻痺側(または術側)の足をを乗せます。(ボールを潰さないように適度に)
そしてボールを前後、左右に転がします。
以上2つの運動は、高度なバランスが要求される訓練です。
最初は手すりなどにつかまりながら安全に行ってくださいね。
ありがとうございました。
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