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開脚ストレッチのブームはどこにいった?
開脚ストレッチのブームは、2016年頃ありましたね。それに関連した書籍も本屋にたくさん並びました。
特に、Eikoさんによる著書 『どんなに体がかたい人でもベターッと開脚できるようになるすごい方法』が大ヒットし、多くの人が「ベターッと開脚」に挑戦しました。
当時僕が通っていたジムでも、みんな揃ってベターってやってました(笑)。
こんな器具も使っていましたね。
開脚を促しながら、クッションな傾斜が骨盤を前傾させるので、円背予防にもなり、正しい姿勢になることに役立ちます。
開脚ストレッチのメリットは?
もちろん開脚ができればそれで良いというものではありません。
開脚は身体の柔軟性を表す一つの指標にはなりますが、股関節周囲の筋肉(内転筋群、大臀筋、腸腰筋など)の柔軟性も同様に高めましょう。
そのことにより、スムーズな動きが可能になります。
また姿勢な改善にも効果が認められます。
股関節の可動域が広がると、骨盤の位置が安定しやすくなり、猫背や反り腰の改善につながります。
ただし反面、デメリットもあります。
美しいバレリーナがやっているような180度開脚を目指しているかもしれませんが、そもそも股関節は180度くらいまで開く構造にはなっていません。
180度に足を開くという行為は、靭帯を伸ばしてしまっている可能性があります。
靭帯は関節の安定性を保つものであって、そもそも筋肉と違って伸ばす構造をしていませんから。
無理せず、じわーと行うことが大切です。
ではやってましょう。
運動の方法
座って両足を開きます。(股関節は屈曲・外転位)
下肢を右側に倒します。(イラストでは右股関節が外旋に、左股関節は内旋に。)
下肢を左側に倒します。(イラストでは右股関節が内旋に、左股関節は外旋に。)
これを左右繰り返します。
それに加え、前述の専用器具も使ってください。
それを使用することで、初心者でも容易にストレッチできます。
ありがとうございました。
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