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ペットボトルを使用した筋力トレーニングは自主トレに最適!
患者さんに自主訓練を指導する際に、錘負荷としてペットボトルを使用することがあります。
ペットボトルを使用するメリットとしては、何より手軽に始められるということです。
ペットボトルは自動販売機で手軽に買うことができます。特別な準備や高価な器具を購入する必要がありません。
その上、 負荷の調整が簡単ということもメリットの1つです。
ボトルの中に 入れる水や砂の量を変えることで、トレーニングの強度を簡単に調整できます。
初心者には水の量を少なめに。筋力がついてきたら満タンにしましましょう。
また、ダンベルやバーベルに比べて軽量で安全性が高いこともメリットです。誤って落としても怪我のリスクが低いです。
僕が以前勤務していた病院で、ベッドで寝てダンベルを使っていて、顔面を強打したいう笑えない話もありましたが、
その点、ペットボトルなら、落としても安心です。
今回は座って行える肘屈曲、肘伸展トレーニングについてご紹介します。
肘を屈曲するのには上腕二頭筋が、肘を伸ばすには上腕三頭筋が働きます。
肘関節屈曲(上腕二頭筋)の筋力トレーニング
椅子に座って、片手でペットボトル(約500グラム)を持ちます。
肘を曲げて手を肩に近づけます。(このとき肘が動かないように固定して行ってください)
その状態から、ゆっくりと元に戻します。(あくまで、ゆっくり行うことが大切!)
これを繰り返します。
肘関節伸展(上腕三頭筋)の筋力トレーニング
椅子に座ってペットボトルを持ちます。
ペットボトルを持った腕を曲げて持ち上げます。そしても一方の手で上腕を支えます(肘が動かないように固定します)
肘を伸ばして、ぺットボトルを上に引き上げます。
その状態から、ゆっくりと元に戻します。
これを繰り返します。
注意点:
両方の運動においても、肘が動かないように固定することが大切です。
先ほど述べましたが、ペットボトルの中身は、その方の筋力にに応じて、調整してください。
ありがとうございました。
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