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「離床」とは
「離床」とは、ベッド上や寝床で生活していた人が、徐々に床(ベッド)から離れて生活機能・範囲を拡大していくことをいいます。
臥床期間が続けば続くほど、全身の筋力低下や心肺機能の低下、関節拘縮など(廃用症候群という)が起こり、社会復帰から遠のいてしまいます。
精神的にも悪影響もあります。
リハビリとしても、離床は重要な概念です。
早期からベッドから離れ、立位〜歩行のように活動につなげましょう。
今回は離床のイラスト、クマバージョンです。
次に示す離床の流れは、一例に過ぎません。
皆がみんな、このようにスムーズにいくわけではありません。
このイラストが、少しでも離床の過程でお役に立てたら幸いです。
離床のイラスト
・ベッド上安静
安静の状態から・・
・ヘッドアップ
徐々に頭を起こしていき・・
・座位
座る練習をして・・
・立位
立ちます。
・歩行器歩行
ようやく歩行練習開始。
でもまだ歩行器を使います。
・杖歩行
歩行器から、杖に持ち変え・・
・ジョギング
走る練習ができれば、すばらしい。(でも病院でここまでやるのはなかなか難しい‥)
それぞれの過程で、血圧やSpO2などのバイタルを測りながら、進めましょう。
皆様の離床が順調に進みますようにお祈りしています。
※ちなみに離床のイラスト(おじさんバージョンは→こちら)
ありがとうございました。
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