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チーム医療の中で医師の役割とは?
チーム医療では、医師は重要な役割を果たします。
一般には、中心に据えられるのは患者であって、医師ではないとされています。
そのほかの医療スタッフはそれぞれの専門性があるものの、立場は対等であるとされています。
ですが実際のところ、医師はチームの中心であることが多いものです。
患者の診断、治療方針を決定するのは医師ですし、医学的、倫理的な責任を負うのも医師だからです。
そのこともあってか、周囲から医師は『父親的な役割』を求められているような気もします。
患者にとっても医師がそうすることで保護者的な安心感を得られるし、医師に対して信頼感を持つことができます。
特に神経難病など長い治療が必要な場合には、そのことが功を要する場合も多いでしょう。
他職種のスタッフにとっても、医師が父権的に振るまうことで業務がスムーズに運ぶことがあるでしょう。
ですが、僕はそれが決して良いことだとは思いません。
研修医を経てすぐにチームリーダーになるのは荷が重いし、酷です。
それに医師が父権的な態度であると、患者が依存的になってしまいます。
患者自身の意見を言いずらいことにもなるし、患者自身の自立を阻害します。
ただ、先に述べたメリットも大きいので、そうなってしまうのも理解できます。
他の医療スタッフは医師の負担を少しでも少なくなるように協力して、総合的なケアを提供できるようにしなければいけませんね。
医師のイラスト
医師の様々なパターンを描いてみました。
まずは書類を持ちながら、講演をしているバージョン。
聴診器を首にかけているバージョン
打腱器をポケットに入れているバージョン
色違いバージョン。
ありがとうございました。
色々な盤面で活用してくださいね。
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