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作業療法としての習字について
習字は子供の頃から親しんだ経験がある人が多いので、とっつきやすいというメリットがあります。(反面、苦手意識を持っている人も一定数いますが)
僕自身が病気になった時に、STで言語訓練として鉛筆習字をしたことがありますが、失語訓練の意味合いだけではなくて、1文字1文字に集中することで、ストレスの軽減になった気がします。
文字を書くことに集中している時は、嫌なことをしばし忘れることができました。
僕の場合は鉛筆習字でしたが、それが毛筆ならさらに集中力が必要になるでしょう。
墨をするという過程もリハビリになります。
それに習字の場合は、より作品を仕上げるという達成感を得らえそうですね。
また作業療法の観点では、手指の細かい動作の訓練(巧緻動作訓練)になるでしょう。
キレイな字を書くためには正しい姿勢になる必要があるため、おのずと姿勢の訓練にもなります。
それから認知面の強化(脳トレ)にもなりますね。
習字のイラスト
習字のイラストを描いてみました。
大きな字を書くという行為は、上肢を大きく動かす効果がありますね。
ありがとうございました。
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