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片麻痺患者にとって、ズボンを履くことはかなり難しい
脳卒中などで身体の片側に麻痺を生じた方にとって、ズボンを履くという行為は想像以上に難しいことです。
片手でズボンを操作する作業が難しいことはもちろんのこと、麻痺側の脚をズボンに通すことはさらに難しい。
またその動作をするには、立位や座位が安定しなければなりません。
横になって履く方法もありますが、それも難しいし、時間がかかるものです。
できれば以下に示す方法でやれたら良いですね。
片麻痺患者のスボンの履き方
今回は左片麻痺のイラストを描いてみました。(イラストではわかりやすいように、麻痺側は色を変えています)
非麻痺側の手で麻痺側の足首を持って、足を組みます。
足を組んだ後、ズボンを麻痺側の足に通します。
麻痺側の足を下ろし、非麻痺側の足をズボンに通します。そして大腿部まで引き上げます。
立ち上がり、ズボンの腰部分を持って更に引き上げます。
ありがとうございました。
別記事で片麻痺患者の上着(かぶり、前開き)の脱着のイラストを描いています。是非参考にしてくださいね。
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