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訪問リハの利点として、その患者さんの生活の場面に行って動作練習ができるということがあります。
特に玄関の上り框は、段差がどのくらいかあるか、スペースが十分にあるか、下駄箱など支持できるものがあるのか‥等が動作に大きく影響します。
玄関の上り框の移動方法
日本家屋には高低の差こそあれ、玄関に上がり框があるものです。
日本では靴を脱いで家に入る文化があるため、土埃などが家の中に入り込むことを防ぐために古くから存在します。
障害を負うと、今まで簡単に移動できた上がり框の移動が突然困難になります。
上り框を移動する方法にはさまざまな方法がありますが、大きく分けると次の通りになります。
・ステップ台を置いて、階段を昇降するように移動する方法
・椅子を設置し、一旦腰掛けることで段差を解消する方法
・段差を解消するための昇降機を使用する方法
です。
以前は台を設置して一旦座る方法をご紹介したことがあります。(→こちら)
今回はステップ台等を設置して階段を上り下りするように移動する方法のイラストを描いてみました。
玄関の上り框の昇降のイラスト
壁の色もつけてみました。
この方法は下肢の機能がしっかりしている人には最適な方法ですが、立った状態で靴の脱ぎ履きする問題が生じます。
それで、結局椅子を設置することになったりします。
ありがとうございました。
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