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動作介助勉強会資料3
僕が以前働いていた病院の新人研修として看護師さん向けに作った資料です。
僕ら理学療法士はバイオメカニクスの知識を持っているものですが、
他職種の方々は苦手に思っていることが多い印象があります。
今回は簡単に身体に負担が少ない方法を画像を用いて紹介しています。
当時はなかなか好評だったんですよ。
今回は移乗動作を取り上げます。
移乗動作
移乗動作を検討するためには、患者の評価が必要です。
この図のフローチャートに沿って評価をして、最終的に介助の方法を決めていきます。
まずは.座位の評価をします。骨盤から上半身の状態を評価します。
その上で、下肢がどのくらい支持性があるかを評価します。
以上の評価が終わったら、A〜Dの方法に分けられます。
まずAコース。踏み返しをして乗り移る方法です。下肢の支持性がかなりしっかりした状態の方向きです。
次にBコース。下肢の支持性はAよりしっかりしていない人向きの方法です。
ここからCコース。重度〜全介助の方法です。これには大きく3つの方法があります。
まず重度〜全介助の方法、Hold & Cover法。
担ぐ方法。
介助者が大柄の場合に便利な方法。
続いてDコース。全介助の人で、介助が2人必要になる方法です。
最後に介助のポイントをいくつか挙げておきます。
事前に声をかけることが大切。両者が協力するためにも。
車椅子を置く設置位置(角度)も大切。
ブレーキの確認も忘れずに。
準備として、臀部を少し前に動かしておくと、移乗介助が容易にできます。
座るまで気を抜かないように!
ありがとうございました。
まだまだ続きます。
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