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重症心身障害児の理学療法の勉強会資料
僕が約20年以前勤務していた病院で作成した資料です。他職種に向けた勉強会でしたから、内容も専門的ではなく簡単な内容です。
しかも内容もかなり古いものです。
ですが、このまま埋もれさせてしまうのもどうかと考えて、公開することにしました。
今回はその重症心身障害児の姿勢管理についてです。
資料その2 姿勢管理・ポジショニング
重症心身障害児の姿勢管理は、発達や変形・拘縮予防の観点でも重要です。
勉強会でしたから、参加者の体験から講義が始まります。
実生活では1つの姿勢でいることはありません。人はその目的に応じて、適宜姿勢を変え続けています。
では、これから代表的な姿勢のポイントを、背臥位、側臥位、腹臥位、座位の4つに分けて説明していきます。
まずは背臥位から。次のような特徴があります。
背臥位は多くの時間を過ごす一般的な姿勢ですが、デメリットが多い姿勢ですね。
デメリットが多い背臥位ですが、それもポジショニングの1つとしてもよく使われています。
それにはクッションを上手に使うことがポイントです。
側臥位の特徴です。背臥位のデメリットを補うものです。まあ当たり前ですが、メリットも多い姿勢ですが、メリットばかりというわけではありません。
側臥位のポジショニングのポイントです。不安定な姿勢をクッションでどう補うことが重要です。
腹臥位の特徴は次の通りです。窒息のリスクなど気をつけなければいけないことはありますが、メリットも多い姿勢です。
腹臥位保持装置などを使用することで、効果的な姿勢となります。
最後に座位について。
重度の障害を持っている方は容易に座位を取ることができません。ですが、座位は次のような多くのメリットがあるため是非とっていきたい姿勢です。
座位のポジショニングについては、次の記事でお伝えします。(→こちら)
ありがとうございました。
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