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本日は肩甲骨上方回旋、下方回旋のエクササイズのご紹介です。
肩甲骨の上方回旋に作用する筋肉は、僧帽筋上部繊維、前鋸筋下部繊維です。
また、下方回旋に作用する筋肉は、大菱形筋、小菱形筋、僧帽筋下部繊維、小胸筋です。
これらの筋肉の作用は拮抗していて、例えば上方回旋を行うときには僧帽筋上部繊維や前鋸筋下部繊維の働きは重要ですが、それと同時に下方回旋の筋群の硬さなども関係してきます。
下方回旋の場合も同様です。
この運動を行うことで、僧帽筋、小菱形筋などの状態の左右差がはっきりわかるのです。
ではこれから運動の方法を簡単にご説明します。
運動の方法
立位、または座位になります。
右上肢を挙上、そして頭の後ろに通してに左方向に右手を伸ばします。そうすることで右肩甲骨は上方回旋します。
また、左上肢は背中の後ろに回し、右方向に伸ばします。そのとき肩甲骨は下方回旋します。
この状態で5〜10秒間止めます。
次に手を変えて、同様のことを行います。
左上肢を挙上し頭の後ろを通して右方向に左手を伸ばします。そうすることで左肩甲骨は上方回旋します。
また、右上肢は背中の後ろに回し、左手をさらに左方向に伸ばします。右肩甲骨は下方回旋します。
この状態で5〜10秒間止めます。
この2つの一連の動作を繰り返します。
どの筋肉が硬いのか、または筋力が低下しているのか、探りながら行うと良いでしょう。
自分ではわからない場合は、誰かに写真をとってもらってみるのも良いかもしれません。
ありがとうございました。
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