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今回は、大殿筋、ハムストリングスを主体とする股関節伸筋群の筋力強化練習です。
背臥位でゴムバンドを使用して行う方法をご紹介します。
股関節伸筋群は萎縮しやすい
臥床をしていると、身体の後面の筋肉はあっという間に萎縮していきます。
前側の筋肉は、自分で足を持ち上げたりして何とか筋力を保つことができても、
後面はそうはいきません。
気が付いたらお尻の筋肉が削げて、座骨まで浮き出ているなんてことは、稀なことではありません。
お尻の筋肉の強化は是非やってほしい運動の一つですが、次のようにうつ伏せ(腹臥位)になって行うことが一般的です。
ですが、入院中はうつ伏せになることがちょっと難しいこともあることもあると思います。
そのような場合は今回紹介する仰向けでゴムバンドを使用する方法を選択してみてください。
ゴムバンドを使用した臀筋筋力強化の方法
背臥位になります。
大腿(膝蓋骨より少し上)にキツめにゴムバンドを巻きます。
片膝を曲げ、もう一方の膝を伸ばします。
伸ばした方の下肢を挙上します。
伸ばした下肢を下方に下します。
臀筋やハムストリングスの収縮を意識して行います。(ゴムが適度な負荷になります。)
床に着くまで、ゆっくり下ろします。
そして再度、ゆっくりと元に位置まで戻します。(この時も力を抜かないで、臀筋やハムストリングスの収縮を意識しながら行います。)
これを繰り返します。
今回ゴムバンドを使用した筋トレについてご紹介しました。
最近は100均でも筋トレ用のゴムバンドが安価で売っているので、是非ご利用してみてください。
ありがとうございました。
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