座位で左右にリーチex. (体幹の側屈)

座位で左右にリーチex. (体幹の側屈)

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座位で行う左右方法のリーチ運動

この運動は左右方向に重心移動をしながら手を伸ばす(リーチ)運動です。

このリーチ運動を運動学的視点で見てみましょう。

安定した座位とは、両坐骨がしっかりと座面に接地することで得られます。

この状態から側方に手を伸ばすと、リーチする側の坐骨結節の外側が接地します。

そこから更に手を伸ばすと、移動側の大腿骨を座面に接することで支持基底面を広げます。

支持基底面を側方に広げることで、側方のバランスを確保できるのです。

 

体幹の左右方向の伸張性が要求されるので、左右の対称性に注目しながら行いたいですね。

パーキンソン病の方に、早期から導入したい運動の1つです。

 

運動の方法

椅子に座ります。

両手を左右に伸ばします。

 

 

そのまま右方向に手を伸ばします。その時、頸部や体幹が曲がらなように意識して行なって注意してしてください。

 

今度は、左方向に手を伸ばします。(そのままスライドするように。平行移動移動するように)

これを繰り返します。

 

十分な体幹の左右の伸長性、胸椎の側方可動域が必要です。

それと、筋力も。

 

ありがとうございました。

 

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