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注意障害とは
注意障害とは以下に挙げるように、いくつかの種類があります。(中には重複するものもあります)
外部から与えられた刺激に対して、集中しすぎたり、反対に注意が持続せずに、散漫になることです。(注意の持続困難)
また、さまざまな多くの情報の中から、自分に必要な刺激を選択して、そこに注意を向けることが難しくなることです。(注意の選択性障害)
1つの行動をしているときに、別な刺激が加えられた時に、必要に応じて注意を向けて対応することが困難になります。そして、その後再び元の行動に戻れることが難しくなります。(注意の転換障害)
このほか、2つ以上のことを同時に行おうとした時に、バランスよく注意を向けることができなくなりま(注意の配分障害)
これらが複合的に作用して、注意力の障害になり、日常生活に支障をきたすのです。
注意障害によって表れる行動
注意障害になると日常生活の場面で、困難になることが多くなります。
以下に注意障害の例を挙げてみます。
・人の声や動きに気が散りやすい
ものごとに集中することができず、気が散ってしまいます。
・物事に集中できない
これも同様に、勉強や仕事をしていても、集中できず投げ出してしまうことがあります。
動作が性急で、そそっかしい
集中できないために、急いで物事をやろうとして、結果的に失敗してしまいます。
『そそっかしい人』『おっちょこちょい人』と言われたりします。
話しながら歩くなどの、「ながら作業」ができない(二重課題困難)
2つのことを同時に行うことができません。
例えば歩きながら通話すること、話をしながらメモをとることなど、二重課題が困難になります。
日常生活の中で注意力は必要です。これが障害されると、本当に大変なものです。
今まで出来ていたことができなくなります。
ご理解くださると幸いです。
ありがとうございました。