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靴の話〜僕のもう一つのこだわり
理学療法士として働く者としては、自分の見つけるもの、使用するものにこだわりたいと思っています。一応「身体の専門家」と言われていますから。
以前に椅子のこだわり(そんな大層なものではない)についてお伝えしましたが、その他に僕がこだわっているものに、靴があります。
理学療法士は立ち仕事とは言わないまでも、動き回る仕事だし、インソールを作ることもあるし、靴の大切さは嫌というほど知っているはず。
ある程度こだわってきたつもりです。
僕の足は外反扁平気味。幅が広くベチャとつぶれる足です。
そういう理由で、今までも幅広の靴を意識的に選んできました。
ひと昔リハビリ業界で流行った、ビルケンシュトックのサンダルはいち早く履いてました。
ブームが去り、病院規則でサンダル禁止になっても、踵ベルトのついているものを探して、頑固に履いてますが。
「ビルケンに慣れると他に履けない」と言われますが、その通りだと思います。
ただ幅が広いだけじゃない。
履き心地は最高。インソール(中敷)がコルクで出来ていて、履けば履くほど、足に馴染んでいきます。
縦や横のアーチサポートも的確だし、踵のホールド感も抜群。
つま先は広がっていて柔くて、曲がる位置も割と正確。
踏み出しはスムーズです。
おススメです。
既成品だと、合う人がいるのと同時に合わない人もいるだろうと思います。
当たり前なことですが、サイズもアーチの高さも、人それぞれ違いますものね。
メーカーがフィティングやオーダーメイドもやってるみたいので、試してみてもよいかもしれません。
ただ1つ欠点は、インソールのテカリ。長く履くとテカってくるんですよね。まあ、それも愛嬌といえば愛嬌ですが。
今回はビルケンのことを書きましたが、たまたま出会ったビルケンに惚れてしまっただけで、他にいろいろ試してみて選んだわけではありません。
ちなみに僕はkeenも愛用しています。フッティングは良いし、デザインも可愛いですよ。
いろいろ試して、自分にピッタリの靴を見つけてください。
ちなみに以下のチェックすれば良いでしょう。
靴選びのチェックポイント
僕が靴選びで気をつけているポイントは、大体以下の通りです。
①靴のサイズ 窮屈でも緩すぎでもいけない。横幅は荷重時に自分の足がどのくらい広がるかもチェックを。
②踵から半ばあたりはしっかりフィットし、足趾〜前半は遊びがある。指が自由に動くらい。
③足の前から3分の1(MTP関節)の位置で曲がる。曲げられる位置(ボール部)が自分の位置に一致しているか。
④アーチサポートが的確か。アーチサポートが低下していると、膝関節痛が生じることがある。
このくらいでしょうか。
これらの条件をクリアしていたら、そこそこ違いがないと思います。
『これらの条件に合わないけれど、デザインがどうしても好き、履きたい!』という場合は、インソールを別に買うという手もあります。
お付き合い、ありがとうございました。
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