「妖怪かるた」をリハビリでやってみた

「妖怪かるた」をリハビリでやってみた

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「妖怪カルタ」とは

作業療法のセッションで「妖怪かるた」をやったことがあります。

「妖怪かるた」って知っていますか?

用法は一般な「かるた」なのですが、使われる札に妖怪の絵が描かれているのです。

例えば、

』・・『みつだよ。そこにいるのは、とめつこぞう』という具合に。

 

「かるた」は頻繁にリハビリの場面で利用されるのですが、何故リハビリによく利用されるかを簡単に説明すると、それはかるたが持ってる特性によります。

と言うのも、

かるたは、読み手が読み札を読み上げて、その言葉を聞いた人が覚えて、札がどこにあるか探して、素早く取るとうゲームです。

つまり聴覚、記憶、視覚、身体(眼と手の統合)情報処理能力、集中力等、かなり高度な能力が要求されるものなのです。

そう言う意味で、脳血管障害で脳機能の低下した方には、最適と言えるのではないしょうか。

難易度も、その患者さんに合わせて、使う枚数を設定できますしね。

 

具体的に僕が行っている内容を紹介します。

まずリハビリの時間で使用する読み札を取り出します。(僕は情報を処理できる許容量が少ないので、少ない枚数から始めました。)

その読み札に合った取り札を取り出します。(読み札と取り札の照合。その作業が結構大変)

それ以降は、通常のかるたの手順で進行します。

セラピストが読み札を読み、患者(僕のこと)が取り札を探して取ります。

読み手と取り手は、交互に役割を交代します。

このリハビリは耳で聞いて内容を認識して、たくさんある札を探して取るということが主目的なのでしょうが、僕にとっては札を読むことの方が大変でした。

妖怪の名前など親密性がない言葉だから、毎回読む度に引っかかって大変なんですよね。

 

ありがとうございました。

 

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