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日常生活でカーテンを開ける動作は、絶対条件でないけど必要
カーテンの開け閉め動作は、それ自体を絶対できなければ退院できないというものではありません。
ですが、病院に入院中もベッドのカーテンの開閉が必要になることが実際は多いです。
歩行が安定して、いよいよ「院内歩行自立か」という段階になって、カーテンの開け閉めが出来ないことが判明することがありました。
ふらついてカーテンを引きちぎって転倒した人もいたと聞いたことがあります。
カーテンの開け閉めには、手指の屈伸や前腕の回内外、肩周囲の安定性などの他、それを協調して使えることが必要です。
また、カーテンはそれがゆらゆらと動いてしまうので、前提として立位の安定性が重要になります。
その評価が必要ですね。
また病院には引き戸が多いですが、その動作にも共通点があるので、同時にする評価する必要があります。(その場合は反動に対する対応も評価する)
カーテンを開ける動作に必要な要素
① 側方への重心移動
カーテンは「前」ではなく「横」に引きます。
つまり、体重を片脚へ移しながら、支持基底面の外へ重心を移動させる動作です。
側方安定性が弱い方にとっては、これは意外と難しい課題になります。
② 上肢挙上と体幹伸展
肩関節は120°近く挙がり、体幹は軽く伸展し、回旋も伴います。
円背のある高齢者では、上を向いた瞬間に重心が後方へずれやすい。
そこへ「引く」という外力が加わると、さらに不安定になります。
③ 予測できない抵抗
レールが重い。
カーテンが絡んでいる。
思ったよりも強く引く必要があった瞬間、身体は後方へ持っていかれます。
姿勢反射が低下している方では、立ち直りが間に合いません。
④ 起床直後という条件
多くの場合、カーテン動作は朝です。
・血圧の変動
・まだ覚醒しきっていない注意力
・足元の暗さ
これらが重なり、転倒リスクはさらに高まります。
カーテンを開ける動作のイラスト
カーテンを開ける動作のイラストを描いてみました。





カーテンを閉める動作のイラストはこちらにあります(→こちら)
ありがとうございました。
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