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僕がまだ若い頃のお話です。
リハビリでマッサージを行った翌日、
「昨日やりすぎたから揉み返しが起こっちゃったよ。」と
患者さんから言われたことが何度かありました。
そもそもリハビリでマッサージを行うことは多くはありませんが、
新人の頃は患者さんから言われるまま、緩和的にマッサージをしてしまい、
いわゆる揉み返しを起こしてしまいました。
そうなると患者さんとの信頼関係はボロボロです。
一回壊れた関係を修復するのは容易ではありませんでした。
苦い思い出です。
ところでこの揉み返しは一体何なんでしょうか。
揉み返しが起こりやすい人、起こりづらい人がいますが、一体何が違うのでしょうか。
また揉み返しでもすぐに良くなるものと、長引くものとありますが、
これらは違うものなのでしょうか。
揉み返しとは?
揉み返しは、主にマッサージや整体の施術によって筋肉が傷ついていることが原因と言われています。
施術の力が強すぎたり、施術するツボを間違えたりすると、筋肉や筋膜が傷つき揉み返しが起こります。
筋トレをした後に筋肉痛になりますよね?
これは筋トレによって筋肉の繊維が傷ついたことから起こるものです。
よって、予防策は筋肉組織に出来るだけ負担をかけないことだと思います。
次の日揉み返しのような症状が出ていても、すぐに良くなる場合があります。
これは揉み返しではなくなく、好転反応と言われているものだそうです。
これは身体がよかなる過程で一時的に発生する痛みだそうです。
もし揉み返しが起こって、皮膚や軟部組織に熱感などの炎症症状が生じた場合は
アイシングをしたり、いわゆる急性期処置をするようにしてくださいね。
ありがとうございました。
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