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僕は子供の頃から、努力することを強いられてきました。
「強いられた」というのは言い過ぎですね。
昨日までできなかったことが、努力によってできるようになると褒められました。
努力は善。コツコツと努力することが大切であると、父親の姿を見て教え込まれました。
でもこの歳になると、努力しても無理なことが多いことに気づかされます。
自分の能力にも天井が見えてきます。
自分で努力してやることに拘ってしまうと、
とんでもないドツボにはまり込んでしまうことになることもわかってくるのです。
小池一夫さんはこんな面白いことを言っています。
努力の方向を間違えないようにする、人生のヒントです。
「すごく単純な人生の結論なのだが、
自分が得意でないことは、基本的にやらなくていい。
自分の得意なことは、誰かの得意なことで、
その人に任せればいい。
努力の放棄ではなく、
努力の方向を間違えてはいけないということ。
このしんどい人生を少しでも楽に生きるコツ。」
また、こんなことも。
「『どうにもならないこと』は絶対ある。
そのどうにもならないことに、
心を注いでも仕方がない。
やるべきことは『どうにかなること』なのだ。
どうにかなることをやり続けると、
どうにもならなかったことが、どうにかできるようになる。
だから、僕は『今』できることを『今日』やります。」
諦めると言えば、聞こえは悪いですが、この考え方は必要であると思います。
子供の頃であれば、『食わず嫌い』ということもあるでしょうが、
この歳になると、もう大体わかってきますからね。
好きであり、得意であることをやった方が、絶対ハッピーです。
ありがとうございました。
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