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本日はバランス練習のご紹介です。
『バランス』を専門的に言うと、支えている面の中に重心が入るように制御する能力のことです。
例えば、立っている時は、両足で囲まれた面の中に体の重心が入ってはじめて、安定してバランスを保てます。
これが歩くとなると、常に足の位置が変わるわけですが、新たに踏み出した面の中に重心が落ちるようにすることが姿勢制御には必要です（走っている場合は、そうでないこともありますが）。
今回ご紹介する『膝立ちバランス』は膝〜下腿〜足部という広い面で支えるため、立位バランスより容易だと言えます。
制御しなければいけない関節の数も立位より少ないのも、利点になりますね。
立位でのバランス保持が困難な方は、まずは膝立ち位でバランス練習を行うのはどうでしょうか。
運動の方法
膝立ちになります。両手を左右に伸ばします。
右側方向に手を伸ばします。
そして元の位置まで戻ります。
次に左側方向に、手を伸ばします。
そして元の位置まで戻ります。
慣れてきたら、リーチする範囲を大きく（遠くに）していきましょう。
股関節や体幹機能が改善されますよ。
運動の注意点
転倒予防のため、椅子などつかまるものを用意して始めましょう。
膝に問題がある方は、やめておきましょう。
ありがとうございました。
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