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大胸筋は、収縮いわゆる胸板を形成する筋肉です。
ここが発達すると男性的な身体になり、筋トレでは人気の部分です。
女性にとっては敬遠されがちですが、身体のラインを美しくさせるには必要な筋肉でもあります。
日常生活の中では、腕を内側に動かす動作、例えば両手でダンボールを抱えるとか、うつ伏せから上半身を起こす際等に使われたりしますね。
以前に、大胸筋、上腕三頭筋の代表的なトレーニング方法のプッシュアップをご紹介したこともあります。(→こちら)
今回ご紹介するものは、プッシュアップほど強度は強くないため、誰でも簡単に行える手軽な方法です。
是非、取り入れてみましょう。
運動の方法
胸の前で両手の平を合わせます。
それぞれの手で押し合うように、力を入れます。
両側の大胸筋は左右均衡に働き、止まっているように見えますが、
それぞれ収縮(等尺性収縮と言います)を行っています。
これだけでも十分大胸筋が鍛えられます。
余裕があれば次のこともやってみましょう。
今度は両方の手の力を入れ続けたまま、ゆっくりと左右に動かして行きます。
つまりは片側の力を少し強めにして、反対側の力を少し抜いていくというように。
この場合、押す方の側の大胸筋は等張性収縮を、押される側の大胸筋は遠心性収縮を行っています。
日常生活動作は常に等張性収縮を伴うわけではなく、等尺性収縮や遠心性収縮を伴うものも多くあります。
このような収縮形態の運動も役立つことでしょう。
運動のポイント
力を入れる感覚が分からなければ、タオルのようなものを手で挟んで、押しつぶすようにしてみてはどうでしょうか。
簡単な運動ですが、その人の筋力に合わせて調整ができるので、効果はそれなりにありますよ。
ありがとうございました。
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