パーキンソン病 ホーン・ヤールの重症度分類(イラスト)

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パーキンソン病とは?

パーキンソン病は進行性の疾患です。

最初は片側の手足こわばりがあったり、「振戦」と呼ばれる震えが出現します。

そこから年々身体機能は低下して、最終的には寝たきりとなる大変な病気です。

ですが薬の開発により、症状を遅らせたり、

運動を継続することにより、仕事や日常生活も送ることも可能です。

適切な介入が行われると、平均寿命をまっとうすることも可能だと言われています。

 

ホーン・ヤールの重症度分類とは

今回はその進行の過程を表したホーン・ヤールの分類のご紹介です。

医療関係者にはお馴染みですね。

イラストを描いてわかりやすくしたつもりです。

何かの際にご使用くださいませ。

 

症状は体の片側だけに出現します。

手足のふるえや筋肉のこわばりがみられます。

体の障害はないか、あっても軽度です。

 

症状は両方の手足に出現します。

手足のふるえ、両側の筋肉のこわばりなどがみられます。

日常の生活や仕事が、やや不便になります。

 

小刻み歩行すくみ足がみられます。

また姿勢反射障害も出現し、方向転換のとき転びやすくなるなどの症状が認められます。

日常生活に支障が出ますが、介助なしに過ごせます。

仕事も職種によっては続けられます。

 

日常生活のさまざまな場面で、介助が必要になってきます。

立ち上がることや歩行が難しくなります。

 

車いすが必要になります。

ベッドで寝ていることが多くなり、いわば寝たきりとなります。

 

まとめ

リハビリとしては、運動の介入が容易な初期から行なっていくのがいいと思います。

本人は運動の必要性をあまり感じていないかもしれませんが、

その頃から運動の必要性をご理解していただけると、

薬を飲んで飲むまでの期間を長くすることができ、

結果的にADLを保つことにつながるのではないでしょうか。

 

ありがとうございました。

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