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僕は、自分自身を特別温厚な人間とも思いませんが、
職場で怒ることは比較的少ないと思います。
ですが、時々声を荒げてしまうこともないことはありません。
世の中には様々な価値観はあります。
自分のとは違う軸でものごとを考える人も、往々にいます。
それは理解しなくちゃと、その背景や理由を考えてはみるものの、
我慢ができない時も確かに存在するのです。
その場で、とっさに言い返してしまい、事態を悪くしたこともありました。
言った後で必ず後悔するのですが、その時はどうしても我慢ができなかったりするのです。
まるで子供ですね(汗)。
そうした時に、あるテレビ番組で「アンガーマネージメント」のことを取り上げているのを観る機会がありました。
確かNHKの「今日の健康」という番組だったと思います。
怒りを感じた時に、どのように対応したら良いかを、
理論的にまとめていました。
なかなか素晴らしい内容で、何より実践できそうだった内容でしたので、
今回、ご紹介することにしました。
急いでメモしたので、もしかしたら間違っている部分もあるかも知れません。
その時はご容赦くださいね。
まず怒りを感じたら…
まず怒りを感じたら、どうするか。
その場ではすぐに反応せずに、6秒待ちます。
1. 2. 3. 4. 5. 6 と数を数えます。
そして、その場を離れます。
または、観察します。
時間をおくというのは大切ですね。
怒りを分類する
次にやることは、怒りを分類することです。
自分にとって重要か否か
自分で変えられるか否か
この2つの基準に照らし合わせて、4つに分類するのです。
1.自分にとって重要で、自分で変えられるもの。
2.自分にとって重要ではないが、変えられるもの。
3.自分にとって重要だが、変えられないもの。
4.自分にとって重要ではないし、変えられないもの。
この4つです。
図にすると分かりやすいですね。
それぞれに対応策を考える。
そして、それによってそれぞれ対応策を考えます。
1.自分にとって重要で、自分で変えられるものについては、自分でできるわけですから、
その解決策を考えます。
2.自分にとって重要じゃないけれど、自分で変えられるものについては、
時間のある時に考えるようにします。
自分でできると言っても、重要性という意味では優先順位は低いですから、
ひとまず置いておきましょう。
3.自分にとって重要ですが、変えられないものについては、
受け入れるしかありません。
世の中には自分の手に負えないものは山ほどあります。
それに時間をかけるより、受け入れましょう。
仕方ありません。
ただし、いったん受け入れて、時期を待つのはいいのではないでしょうか。
情報を収集したりしながら、力を蓄えて反撃の機会を待ちます。
(講師の先生はこんなことは言ってなかったかな)
4.自分にとって重要ではないし、自分の手で変えられないものは、やり過ごしましょう。
そもそも重要じゃないんだし、そんなところに時間を取られてはいけません。
もっと大切なものに尽力しましょう。
最後にまとめると、
・重要で自分で変えられる →解決策を考える。
・重要じゃないが自分で変えられる →時間のあるときに解決策を考える。
・重要だが自分で変えられない →受け入れる。
・重要じゃないし、自分では変えられない →やり過ごす。
個人的には、まず「自分が怒っている」ということを認識するのはいいのではないかと思っています。
本当に怒っている時って、それすらも分からず言い返してしまうことってありますから。
僕は怒っているんだと、冷静に自分を見つめることは必要だと思うのです。
参考になりましたでしょうか。
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