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失語症とは
脳卒中など脳に損傷が起きると、上手く話せなくなることがあります。
ろれつが回らなかったり、言葉自体を離せなくなることもあります。
それは、口や舌などの動きが障害され、発声が不明瞭になる場合(構音障害と言う)と、
言葉自体を操ることが困難になる場合もあります。
この後者の場合を「失語症」といいます。
脳にある言語をつかさどっている「言語領域」という部分が傷つくために起こります。
言語に関するすべての機能が障害されるので、その程度は差があれ、
「話す」「聞く」「読む」「書く」ことも難しくなるのです。
損傷部位によって、その4つの機能のどこが重度に障害されたかによって、
失語症を分類できます。
例えば、聞いて理解することはできるのに、上手く話せない場合は「ブローカ失語」、
滑らかに話せるのに言い間違いが多く、聞いて理解することが難しい場合は「ウェルニッケ失語」
といったりもします。(詳しくは成書をご覧くださいね)
失語症の訓練イラスト
失語症の訓練場面のイラストをいくつかあげておきます。
バナナの絵をみて、「呼称」を行っている場面です。
色違いバージョン。
リハビリや言語聴覚療法の紹介の際など、
さまざまな場面で使用してくださいね。
ありがとうございました。
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