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本日は骨粗鬆症予防のための運動です。
骨粗鬆症とは?
骨粗鬆症とは、骨がもろくなる病気です。
病気と言っても、加齢からくるものも多いですし、
女性の場合は閉経の影響もあると言われていて、
いわば自然な経過ということも言えます。
骨は常に古いものから新しいものへと新陳代謝を繰り返しているのですが、
骨の元になるカルシウムが不足したりすると、
骨の骨量が少なくなり、いわゆる骨がスカスカになる状態へと変化していきます。
骨粗鬆症がベースにあると、
知らないうちに骨折をしていましたなんてことも普通に起こってきます。
そんなCMもありましたね。
桃井かおりさんが出てたやつ。
そんなリスクを抑えるためにも、
骨粗鬆症にならないように、普段から予防することが大切です。
予防には食事療法や日光浴などいくつかの方法がありますが、
今回は運動を通じたものをご紹介したいと思います。
骨粗鬆症にはどのような運動が良いのか?
では骨粗鬆症を予防するためには、どのような運動をすれば良いのでしょうか?
骨はその長軸に対して物理的な刺激が加わると、
微量の電流が骨に伝わり強さが増すと言われています。
なので、運動も骨の長軸方向に刺激を加えることを意識させるものになります。
重力がしっかりとかかる歩行やジョギング、ジャンプなどもいいですし、
ダンベルなどを持つことで更に負荷をかけて運動するのも良いでしょう。
ただしそれらの運動は膝に負担をかけるので注意が必要ですが。
やり方 ~「踵落とし」を例にとって~
ひとつ、立位で行える簡単な運動を例にとってやってみましょう。
「踵落とし」と言われている運動です。
骨に体重と加速度を加えた負荷をかけて、
身体全体の骨に効率よく刺激を加えることが目的です。
ではやってみましょう。
まず、立位となります。
そのまま踵を持ち上げます。
そのまま「ドスン」と踵を落とします。
これを繰り返します。
運動のポイント
やってることは下腿三頭筋の筋力強化運動と似ていますが、
ポイントが異なります。
下腿三頭筋の場合は、降ろす時にゆっくりと遠心性収縮を意識するのに対して、
骨粗鬆症予防の場合は、ある程度のスピードをもって、ドスンと刺激を加えるのです。
痛い場合は、厚い靴下なんかを履いても良いと思います。
無理のない範囲でやってみましょう。
運動の方向さえ意識すれば、
いろんな応用ができそうです。
これから安全に老後を迎えるために、また迎えてもらうために、
是非取り入れてみましょう。
ありがとうございました。
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