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本日は感染対策です。
感染対策の中でも一番大切なことは、標準予防策です。
(ベテランの方は「スタンダードプリコーション」なんて言ったりしていますね。ツラツラと言えるようになりたいですが、ちょっと恥ずかしくてなかなか言えません。)
今回は標準予防策の中でも、基本中の基本の「手洗い」についてご紹介します。
感染対策には、その感染ルートに合わせて、接触感染対策、空気感染対策など様々ありますが、
いくら様々に予防策を行ったとしても、基本の手洗いができていなければ、全くムダになってしまうでしょう。
そういった意味でも、もう一回復習をしてみるのも良いかと思います。
一連の手洗いの流れを、SARAYA(株)さんの手洗いイラストを参考にして、描いてみました。
後半、ちょっとふざけていますが、
気にしないで楽しんで学習してもらいたいと思います。
是非参考資料としてお使いください。(著作権大丈夫かな)
では、さっそくいってみましょう。
1.水道の蛇口をひねり、流水で手指を濡らします。
2.液状、又は泡状の石鹸液を適量取り出します。
3.両手の手のひらを擦り合わせて、石鹸をよく泡立てます。
4.手の甲に一方の手のひらを重ねて、揉み洗います。
5.両手の指を組んで、指の間を揉み洗います。
6.一方の親指をもう一方の手で握り、回すように揉み洗います。
母指は最も洗い残しをしてしまう部位と言われています。丁寧に行いましょう。
7.一方の手のひらにもう一方の手の指先を擦り付けるように、揉み洗います。
指先や爪の間もしっかり洗いましょうね。
8.両手首をしっかり揉み洗います。
9.前腕までしっかり揉み洗います。
この時、腕時計は外しておきましょうね。
10.ここまでやる必要はありません。
11.明らかにやり過ぎです。
12.最後に、流水で洗い流します。
この他、手を洗った後にペーパータオルでしっかり水気を拭きとることも大切です。
また、ふき取ったペーパータオルで、洗面台の周囲もきれいにしておきましょう。
これら一連の動作は30秒以上かけて、丁寧に行いましょう。
臨床の現場では、なかなか忙しく時間をかけられませんが、
最低限30秒以上は必要です。
余談ですが、僕は昔から、人の手を描くことが好きでした。
広告の裏などに自分の手を描いていたのを覚えています。
どっか変わっていますよね。
今回手を何パターンか描いてみて、非常に楽しかったです。
ありがとうございました。
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