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本日は、体幹伸展運動です。
使用するタオルで強度が調節できるストレッチなので、比較的スムーズに介入開始できます。
猫背予防にも良いですね。
脊柱の構造
体幹を支持している脊柱は、
頸椎7個、胸椎12個、腰椎5個、仙椎5つ、尾骨3~5個の
計32~34個の椎骨から成っています。
脊柱自体は大きな可動性をもっていますが、
この可動性は、これら椎骨が構成する椎間関節の総和として表れるものです。
全体が硬くなることもあると思いますが、
一部の関節が限局的に硬いということも実際はありますので、
その部分を意識的にストレッチすることも、ときに必要です。
ストレッチの方法
ではやり方です。
まず仰向けに寝ます。
体幹の下、伸展を誘導したい部分に枕や丸めたタオルを差し込みます。
上肢を挙上し体幹を伸展します。
ストレッチのポイント
疼痛が誘発される場合は、枕やタオルの高さを調節します。
頚椎が伸展位になり過ぎる場合は、頭に枕などを入れて調節しましょう。
また、腰に痛みが出る場合は、膝屈曲位で行っても良いと思います。
あと、注意点としては、
このストレッチは「どの部分が硬いか」という評価が前提となっていますので、
一般の方が行う場合は、評価が行えるリハビリスタッフ等に相談してくださいね。
お付き合いただき、ありがとうございました。
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