棒体操のいろいろ その1

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昔からリハビリの場面でよく用いられる運動に「棒体操」があります。

テレビ番組でも紹介されることが多いですね。

棒を持つことで、上肢が固定され、運動の軌道も正確に描けるため、

比較的正確に運動できます。

自己流になりずらいということでですね。

棒はでも、ほうきでも何でもいいです。

重たくなくて、持ちやすいものであれば問題ないと思います。

無ければ、新聞紙を丸めてガムテープでとめれば、簡単にできあがります。

デイサービスなどでは、棒を作るところから始めても面白いかもしれませんね。

 

ではやり方です。

 

上肢の挙上運動

まずは上肢の挙上、体幹前面のストレッチです。

椅子に座って、(または立って)身体の前面で棒を握ります。

そのまま上方に挙上します。

 

体幹の側屈運動

次に、体幹の側屈運動です。

棒を持って挙上したあと、そのまま左右方向に倒します。

このとき、上肢だけの運動にならないように、注意しましょう。

体幹の側部をしっかり伸ばすことが大切です。

 

肘の屈伸運動

最後は、肘の屈伸です。

下図のように棒を下から持ち、肘の屈伸を行います。

棒に重りを巻いて、負荷を適度につけても良いでしょう。

上腕二頭筋の筋力訓練にもなります。

今回は座ってできるものを紹介しました。

筋力が十分にあり、高度なバランス能力があるかたは、立って行うのも良いでしょう。

 

棒体操には、まだまだいろんなバージョンがあります。

是非参考にしてみてください。(→こちら

 

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