急性期を過ぎて、さて運動を‥っていうときに、
いきなり激しい運動は禁忌でしょう。
まずは除重力位で、過剰な力が入らないように、
簡単な運動から始めるのがよいと思います。
そういった意味で、この運動は、運動開始時におススメです。
では、やってみましょう。
運動の方法
まず、座位になります。
健側の上肢で、患側の棘下筋を軽く触れます。
その状態で力を抜いた後に、患側の肩をゆっくりと内外旋させます。
別法
また、こんな方法もあります。
テーブルの上にタオルを置いて、その上に動かしたい側の手を乗せます。
イラストのように肘を固定し、肩を内側・外側に動かします。(内外旋)
前腕の重さはテーブルに預けて、力を抜いて行うようにしましょう。
痛みの無い範囲で、行なってください。
運動のポイント
最初にお示しした方法では、健側の手で筋の収縮を確かめながら行えるようにしましょう。
棘上筋は触診できました?
一応参考までに、解剖図を載せておきますね。
ありがとうございました。
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