ゴムバンドを使用した上肢の伸展運動

ゴムバンドを使用した上肢の伸展運動

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日常生活では“押す動作”が大切

平行棒を使った立ち上がり練習でよく見かけるのは、平行棒を引っ張って立ち上がる様子です。

入院してリハビリを始めた初期には、このような方法で行う人が多いように思います。

そのほうが楽に立ち上がれるからです。

しかしこれに慣れてしまうと、少し厄介なことが生じます。

訓練が進んで例えば杖を使う段階になると、引く動作をと杖がグラグラと固定しないので、上手く立ち上がれなくなってしまうのです。

事前に“押す動作”を習得しておくと、杖の柄を床方向に押すことで固定性が得られて、容易に立ち上がることができるのです。

 

運動の方法

ゴムバンド(セラバンド)を背中に通し、両手で両端を持ちます。

 

両手をゆっくりと前方に押し出します。

 

そしてゆっくりと、元に戻します。

 

色違いのイラストも載せておきます。(緑のセラバンドは青よりやや弱いものです)

 

 

ありがとうございました。

 

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