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足底腱膜とは
足底腱膜とは足の裏を広く覆う腱膜で、足のアーチ構造を支える重要な組織です。
裏から見ると‥
横から見ると‥
この構造があるから、足への衝撃を和らげることができ、歩く・走るといったことが可能になるのです。
普段から運動をあまりやっていない人が、急に運動をすることで、このクッション機能が上手く働かず、足底腱膜と骨の付着部で炎症が生じることが足底腱膜炎です。
もちろんそれだけが原因ではないので、単純な話ではありませんが、足底の腱や筋の柔軟性や筋力を保つことが重要になってきます。
足底腱膜炎の治療について
基本は保存療法です。
痛みが強いときは、安静です。激しいスポーツは中止し、炎症を抑えることが大切です。
医師に診てもらい、消炎鎮痛剤を処方をしてもらいましょう。
リハビリではアイシングや超音波くらいでしょうか。
ある程度痛みが治まってきたら、少しずつストレッチや運動を開始しましょう。
順番としては、いきなり強い負荷をかけることを避けて、軽くストレッチを。
徐々に運動(筋力トレーニング)を行っていきます。
再発を防ぐためにも、これが大切です。
足底腱膜炎のリハビリテーションの方法
足底腱膜のストレッチ その1
足底を伸びるの確認しながら、足底を伸ばします。
足底筋膜のストレッチ その2
痛みがあるときは、座位から始めましょう。
タオルを丸めます。(少し硬めになるくらいで)
青竹踏みの要領で、左右交互に踏んでいきます。
足底腱膜をほぐしていきます。
これを行って痛みが出ない場合は、立位になって行いましょう。
足底筋膜のトレーニング その1
なかなか要領を掴むのが難しい運動ですが、足の裏(足底筋膜)を縮める練習です。
足趾を曲げないで、足趾を伸ばした状態で足底を短縮させます。(アーチを作るイメージ)
足趾を曲げると他の筋肉が働いてしまい、目的とする腱膜が働かないため注意をしてください。
足底筋膜のトレーニング その2
タオルを厚めにたたみます。
床に置き、指を乗せます。
僅かに踵が浮くように、踵を2cm程度持ち上げます。
10秒くらい保持して、ゆっくり下ろします。
これを繰り返します。
以上、簡単に測定腱膜炎のリハビリについて簡単に紹介しました。
これらのような腱膜の柔軟性の確保と、筋力の確保を行い、再び足底腱膜炎を起こさないように、予防していきましょう。
ありがとうございました。
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