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人工呼吸器とは
人工呼吸器は簡単に言うと、人の呼吸の代わりをする機械のことです。
100%呼吸を人工的に助けてくれるものから、僅かな介助をするものもあります。
人工呼吸には、大きく次の2つに分類されます。
・気管挿管による侵襲人工呼吸(invasive positive pressure ventilation: IPPV)
・マスクなどインターフェイスを使用する非侵襲人工呼吸(non-invasive positive pressure ventilation: NPPV)
NPPVは僕が入職した当時には、もうメジャーなものになっていました。
主に筋ジストロフィーの子供たちが使用していましたが、呼吸不全になって呼吸器が導入となっても、すぐに気管切開になるのではなく、夜間のみNPPVを使用することが選択されていました。
やっぱり気管切開になると喋ることが難しくなるし、心理負担が大きいですからね。
NPPVのメリット・デメリット
ちなみにNPPVのメリットは次の通りです。
・侵襲度が低い
・早期から人工呼吸器が導入できる
・発声ができる
・食事が可能
・患者の心理負担が少ない
・合併症が少ない
ですがNPPVのデメリットもあります。
・重症になると、血ガスの改善が難しい
・気道と食道分離ができない
今回は人工呼吸器(NPPV)のイラストを簡単に描きました。(かなり適当な部分もあるのは、ご勘弁を。)
人工呼吸器(NPPV)のイラスト
ありがとうございました。
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