外泊をしてみました(退院前訪問指導・屋外歩行練習)

外泊をしてみました(退院前訪問指導・屋外歩行練習)

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今回の内容は、ほぼ日記です。

 

外泊をしてみました

体力も少しついてきたということで、医師から『年末に1回外出・外泊してはどうか』という提案がありました。

確かにエルゴメーターは40Wで15分位漕ぐことができるくらいには持久走もついてきたので、行こうと思えば、行けなくもなさそうです。

ただステロイドを大量に内服しているので、感染しやすいということネックはあることが心配でしたし、

交通機関の利用ができるか、また外泊時に緊急時の連絡方法をどうするかという課題が残されたままでした。

 

具体的には・・

・電車の時刻表を調べられるか

・切符を購入ができるか

・病院〜駅〜自宅の移動(歩行)が安全に行えるか

・駅の階段の昇降ができるか

・電車の車両とホームの隙間などを安全に通過できるか

・急な事態に対応できるか

・荷物を持って長距離を歩けるか

・安否確認を決めれた時間に行えるか

 

それらは事前に打ち合わせをした上で、とりあえず1回行ってみて、もう少し具体的に問題点を出そうという

ことになりました。

 

 

実際には・・

行きはMSWとOTさんと3人一緒に出発。

駅まで道のりは徒歩。普段なら10分程度で行けるところは20分以上かかりました。

歩行者専用に通路があるとこはわずかで(田舎ですから)、大部分は車道を歩くことになり、

今までは平らに感じていた道路も意外に凹凸があったり、端に傾斜があったりで、少し戸惑いました。

視覚障害者のための点字ブロックの上に積もった雪で滑ることを心配しましましたが、雪も溶けていて問題はありませんでした。

 

途中で息切れが発生したため、休憩を入れながら、なんとか駅まで到着。

切符は問題なく購入できました。

駅の階段をハアハア言いながら、なんとか登りました(エレベーターが無いのです)。

電車内は学生や観光客でそこそこ混んでいて、結局座れず。それでも手すりにつかまり転ぶこなく過ごしました。

そして自宅の最寄り駅に到着。

そこにはエスタレーターやエレベーターも設置されているので移動は楽勝だったのですが、とりあえず混雑を避けて、他の乗車客が行くのを待ってから乗り込みました。

そこから自宅までは再び徒歩。チョコレート専門店やラーメン屋を横目で見ながら、素通り。

信号も難なく通過。

ようやく自宅のアパートが見えた時は、感情が込み上げてきました。

再発してから2ヶ月間空けていましたからね。

 

しかしアパートに着いたものの、その日は不運にもエレベーターが点検中。

結局、7階まで歩いて登るハメになりました。

リハビリでは2階まで登ったことがないのに、ですよ。

もう帰りたい一心で、休み休み時間をかけて登りました。

無理ができたのも、職員が一緒についてれたからだと思います。

着いてからは窓を開けて換気をして、冷蔵庫のチェックをしたら、疲れきっていたのかそのまま2時間にくらい眠ってしまいました。

その後、病院に安否確認の連絡をして、冷凍していたご飯解凍して、食事を済ませて、就寝。

 

翌日は午前に病院に安否確認の連絡をして、午後に帰途につきました。

この時期は帰省の人が多いのか、再び電車が混んでいていて、またまた座れず。

実際、外来で通院できるか不安になりました。

今回は片道でしたが、通院となると1日に往復しなければならず、体力的に今のところ難しいかもしれません。

 

今後の課題

今回の外出・外泊の課題が次の通りです。

 

・外来通院できるだけの体力は足りない。

・緊急時の連絡方法の確保、明確化

・今回は入浴や料理を行わなったが、その安全性はどうなのか?

 

特に体力不足を痛感しました。

病院〜自宅間の歩行や駅の階段など、疲労が強く強く、肝心の目的の遂行が困難になってしまいました。

また再発症の際は、偶然近所の人に発見されましたが、1人でいるときに再々発症したら、どう対応したらいいかという問題は残されています。

これについてはアップル・ウォッチを購入しようと思っています。(転倒した衝撃を感知して通報してくれる)

 

コロナのため以前のように、簡単に外出や外泊が難しくなっています。

ですが、リハビリでは実際に訓練室から出て実践することは必要なことです。

僕は今まで、セラピストとして、病院内の動作がスムーズにできるようになれば、在宅に移行できると考えていましたが、今回自分が体験して間違いだったと気づきました。

運動量は格段に違います。

実際の生活動作の評価は必要です。

 

今回、皆様の配慮により、なんとか行えたことを感謝します。

ありがとうございました。

 

・・・と言っても、このブログをスタッフは誰もみていないと思いますが。

 

では、また。

 

日記のような駄文を読んでいただき、ありがとうございました。

 

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